このブログで紹介している登山ルートの状況は、現在の当該ルートの状況を保証するものではありません。
山行に先立っては、必ずご自身での情報収集を怠らず、安全な計画を心がけてください。

2012年7月19日木曜日

山行記 : 2012年7月14日~ 吾妻連峰縦走【2】 1日目その1 「浄土平・吾妻小富士」編



7月14日。
朝9時半に福島駅前のホテルを出発し、徒歩1分のところにあるバス停に向かう。

福島駅前は小雨のパラつく天気。
















天気が良ければ見えるはずの山々は、白濁の向こうに姿を消していた。
こんな空模様の中、山に行ってもシンドイだけなんじゃなかろうかと鬱々としながらバスを待つ。

バスは、磐梯吾妻スカイラインを浄土平まで連れて行ってくれる、休日限定の路線バスだ。
ネットで情報を探しても古い情報しか見つからなくて難儀したので、ざっくりと概要を下記したい。
(※なお、ここでの情報はあくまで僕が確認した範囲のことであり、正確なところは福島交通福島支社まで問い合わせられたい。)


出発時刻:
福島駅東口(始発)→9:50
福島駅西口 → 10:00

到着時刻:
浄土平 → 11:25

料金: 1,750円(記憶がややあやふや)

僕にとっては懐かしい、福島交通のカラーリング。
このバスが浄土平まで連れて行ってくれる。
(写真は、浄土平にて)
















途中、土湯温泉などの渋い温泉地にも停留所がある。
また、バスの中では走行中に録音による観光案内がたまに流れる。
この観光案内によると、この磐梯吾妻スカイラインは非常に眺めの良い路線のようで、吾妻八景なるビューポイントが各所にあるようだが、生憎この日はガスがかかって、全く眺望が無かった。

全くテンションの上がらないままウツラウツラしていると浄土平に到着。
















そこにあるのは、まず、レストハウス。
















天文台とビジターセンター
















そして、吾妻小富士。
















一切経の手前のピークは、中腹で蒸気がもくもくと上がっている。
















2008年以来の噴気(噴火ではない)で、浄土平から一切経に登る最短ルートが閉じられている。
大げさに言うと、地球の息吹だ。

というわけで、浄土平はただの風光明媚な観光地だ。
登山者としては、本当はここまで歩いて登ってくるのが本筋なんだろうけど、今回の目的はここから西吾妻への縦走なので、まあいいじゃないかと。

で、あまり有難味は無いものの、まずは吾妻小富士に登ってみる。
















吾妻小富士は、すり鉢状の火口がポッコリと開いている、そのお鉢まわりをするルートが整備されている。
お鉢まで登るルートは、階段状に整備されている。





















やっぱりあんまりテンションが上がらない。
そして、5分も歩くとお鉢に到着。
















火口の中は、別に穴が開いているわけでもなく、まさに単なるすり鉢状。That's all!

お鉢まわりは1時間もあれば余裕でできるのだが、もう正午になってしまっていたので、端折った。

吾妻小富士から降りるとすぐ、酸ヶ平経由のルートで東吾妻に向かった。


1日目その2「ガスの東吾妻山から吾妻小舎」編に続く)

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