このブログで紹介している登山ルートの状況は、現在の当該ルートの状況を保証するものではありません。
山行に先立っては、必ずご自身での情報収集を怠らず、安全な計画を心がけてください。

2015年7月27日月曜日

山行記 : 2015年7月25、26日 甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根から 計画概要

4年前、黒戸尾根から甲斐駒ケ岳を目指し、七丈小屋まで行ったのに撤退した経緯がある。(詳細はこちら

それ以来、JR中央本線の車中から甲斐駒ヶ岳を見るたびに忸怩たる思いをしていたのだが、黒戸尾根は登山口までのアプローチも微妙に不便で、なかなかもう一度チャレンジしようという気にならずにズルズルと月日を過ごしていた。

それが、会社の後輩の「とにかくアルプスに行きたい」というざっくりした希望に押され、再び黒戸尾根に挑むことになった。

もちろん、その後輩が黒戸尾根の存在を知るわけもなく、

  • 歯ごたえがある。
  • アスレチック要素(鎖場とか)がある。
  • 土日で行ける。
  • テント泊がしてみたい。
  • とにかくアルプス。
という当人の希望にマッチする山を考えた場合に、甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)ぐらいしか思いつかなかったのだ。

そんなわけで、4年前のリベンジを期することになった。

スケジュールは以下のとおり。

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0日目:韮崎駅近くの宿で前泊。

1日目:宿からタクシーで尾白のキャンプ場へ。そこから黒戸尾根に入り、七丈小屋テント場まで。

2日目:七丈小屋テント場から甲斐駒ヶ岳山頂、駒津峰、双児山を経て北沢峠に下山。
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メシは、連れがどこからともなく山めし礼賛のこのページを見つけてきて「これが食いたい」と言い出したので、1日目の夜はこれをそのまま真似させてもらうことにした。

テントはモンベルのステラリッジ3型にして、1つのテントで済むようにした。
ソロテント2つだと場所も取るので、七丈小屋の狭いテント場状況に配慮した結果だ。

そして、今回の装備の一番の目玉はこちら。
ザンバランのトファーネNW。定価7万5,000円。
今まで履いてきたスポルティバのパミール(現在廃版)がだいぶクタってきたので、貯金を切り崩して購入したこの靴が、今回の山行で最も熱いトピックを提供してくれることになる。


こうして、1週間の仕事にヘトヘトになりつつも、無理やり金曜の夜に出発した。
寝不足も重なっているなかでの、不安を抱えた出発であった。


(「1日目 七丈小屋まで」につづく)



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